肝臓がんを予防するには、どうすればいい?
肝臓の病気は、初期症状がわかりにくく、発見が遅れがちになるという傾向があるそうです。
そのため、気が付いたら肝臓がんになる方は少なくありません。
それでは、どのような予防策を講じれば、肝臓がんを予防することができるのでしょうか?
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そもそも肝臓がんとは……
肝臓がんとは、そもそも肝臓に悪性腫瘍ができてなってしまう病気です。
大まかに分けますと、「転移性肝がん」と「原発性肝がん」の2種類に肝臓がんは分けられます。
転移性肝がんとは、別の臓器で生まれたがん細胞が転移してきて、肝臓に悪性腫瘍ができてしまったというものです。
肺や乳房、胃、膵臓、大腸など、いわゆる消化器系のがんから転移がおこってかかってしまうがんだと覚えておきましょう。
原発性肝がんは、肝臓からがん細胞が発生してなってしまう病気です。
肝臓がんのおよそ9割は、肝細胞がんというもので占められているそうです。
また、肝臓のなかにある『胆管』にがん細胞が出現する胆管細胞がんというものもあります。
これも原発性肝がんのひとつです。
このタイプのがんにかかる人も、全体の5%程度ですがいるそうです。
肝臓がんになる原因は、「過度な喫煙」「食生活の偏り」「ストレス」など以外にも、肝炎ウイルスなるものが大きく関係しているとされています。
肝臓がんの患者の多くがC型肝炎ウイルスやB型肝炎ウイルスなどに感染しているそうです。
ですから、肝臓がんにならないためには、肝炎ウイルスに感染しないように気を付けることが大事なのです。
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肝臓がんを予防する方法
・免疫力をつける
肝炎ウイルスは、その名の通り「ウイルス」です。 免疫力が低くなると、このウイルスに感染する可能性が高くなるのです。 食生活を正して、生活習慣を見直してみましょう。
・ウイルス感染を防ぐ
実は、肝炎ウイルスは血液や食べ物を経由して人に感染します。 ですから、歯ブラシやカミソリなどの共有はやめる。 性行為を持つ際には、コンドームを使用する。 このようなことに気を付けておきましょう
・食生活を見直す
毎日ファストフードを食べていては、栄養が偏ってしまいます。 また、いつも睡眠不足なようでは、体がうまく機能しないでしょう。 健康的な生活を送らなければ、他のがんになってしまうこともあるようです。
このように、簡単にできることで肝臓がんを防ぐことができるのです。
何より大切なのは、ストレスを溜めずに生活すること。
そして、よく寝てバランスのとれた食事をとることが大事です。
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