アルコールと肝臓病

アルコールは肝臓の天敵です。
 
アルコールを長期にわたって大量に摂取していると、肝臓の障害を起こしてしまいます。
 
昔は肝障害の原因はアルコールではなく、アルコール摂取に伴う栄養不足やバランスの低下ではないかと言われていましたが、動物実験でどんなに栄養の取れた食事と与えてバランスも整った食事を取らせても、アルコールを摂取させるとかなり高確率で肝障害が起こる事が確認されました。
 
この事から、アルコールの長期にわたる大量摂取は肝臓にとって非常に良くないものとされています。
 
アルコール摂取が引き起こす肝障害は以下のものとなります。
 

①アルコール性肝脂肪

 アルコールの摂取過多で肝臓の働きに変調をきたし、肝臓に中性脂肪が溜まって大きく肥えてしまう状態です。
 
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②アルコール性肝炎

 
酒の飲みすぎで急速に肝臓に負担がかかり、相当に痛めつけられてしまう状態の事を言います。

普段からお酒をよく摂取する人が、宴会や飲み会でいつもより大量のアルコールを摂取してしまった場合に起きる急性の肝障害です。

症状は黄疸・食欲不振・吐き気・嘔吐・腹痛・全身の倦怠感・下痢・体重減少などがあり、これが進行してしまうとアルコール性肝硬変になってしまいます。
 

③アルコール性肝硬変

 
その発症率は年々増加しており、全ての肝硬変の中で占める割合は1961年は1%だったものが、1971年には30%を占め、現在では35%ほどまでに上昇していると言われています。

ただし、アルコール性肝硬変はウイルス性肝硬変とは違い、禁酒・断酒などを続けていれば命を落とすほどまでには至りません。
 
これらの事からアルコールを摂取する事で肝臓に障害を起こしてしまう事はあるものの、その量や生活習慣の見直しでアルコール性の肝臓病は被害を最小限に留める事が出来ると言えるでしょう。
 
無理してアルコールを摂取する事なく、普段から自分の体と向き合って節度ある飲酒や体を動かしたり食生活を見直したりする事が大事だといえます。
 
※肝脂肪とは
生活習慣やアルコールなどが原因で肝臓に中性脂肪が溜まった状態の事を言います。

主に肥満、アルコールの摂取過多、糖尿病の患者などがなりやすく、肝臓の脂質代謝のバランスがくずれてしまい、肝細胞の約30%以上に中性脂肪が溜まってしまう状態です。

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