AST(GOT)の異常数値範囲が示す病気①

ASTは心臓や肝臓などで異常があったときに血中に放出され、その数値を検査することで体内のコンディションを予測することに使われます。

そのような機能から、ALTやγ-GTPと同じように逸脱酵素と呼ばれていますが、ALTと違うところは、ALTが肝細胞のみに存在し、肝臓の異常に伴って血中に放出されるのに対して、ASTは心筋や骨格筋、腎臓にも含まれるのでそのような疾病のサインとしても見受けられます。
 
この数値があがっていて、かつALTの数値もあがっていたら肝機能の病気と診断され、とくALTに異常がなければ、心筋梗塞や溶血などの症状が疑われるのです。

疾病器官によって検査の方法が全く異なるので、この見分け方は重要です。
 
では、具体的に異常な数値範囲はどこらへんなのでしょうか。

成人男性の場合、正常な範囲は11~40で、これより低い分には問題ありません。

40~100になると、危険度のサインです。

ウイルス性慢性肝炎、肝硬変、肝細胞がん、脂肪肝などの可能性があります。
 
100~500ほどになると、なんらかの深刻な疾病を長期的に患っている可能性があります。

ここまで高い数値をだす患者さんは、ウイルス性慢性肝炎を患っていることが多いです。

ウイルスによって肝臓の細胞が破壊されるという症状が慢性化してきていることから、常にこの酵素が血中にでている状態になり、急性肝炎などに比べて一定時間の酵素血中濃度が抜群に高くなるのです。

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