AST(GOT)の異常数値範囲が示す病気②

AST(GOT)の血中濃度が二桁の場合は、何らかの病気をもっていることは確実なので、すぐに医者にみてもらうことをおすすめします。

とくに肝臓は通称「沈黙の臓器」として有名であり、手遅れな状態になるまで自覚症状がないので、自らの感覚に頼ることはとても危険です。
 
そして、それ以上の500~1000になると、ウイルス性急性肝炎の極期や、ウイルス性慢性肝炎の急激な悪化を示すサインです。

また、急性アルコール性肝炎やウイルス性以外の急性肝炎、心筋梗塞などの可能性もあり、じわじわというよりは急激な症状の変化のときにでる数値です。
 
さらに、1000以上になると、虚血性肝炎のピーク時や、慢性肝炎の急激な悪化の可能性があります。

ここまでくると完治にも時間がかかりますし、後遺症がでる場合があるので、すぐ病院にいく必要があります。

病気の早期発見・早期治療がどれだけ大切か、身にしみてわかるはずです。
 
このように、数値に大きな幅があるのが酵素の特徴です。1の人もれば1000のひともいるわけですが、ここまで大きな幅をもつ物質は珍しいです。

どの範囲に自分が含まれるか検査することで、どういう病気にかかっているかを診断できるだけではなく、どこまで進行しているかまで大体想像することができます。

そこまでわかると診断方法の相談まで一気に話が進むので、こういった血液検査の結果というのは患者にも医者にも優しい手頃な病気発見器として使われているのです。

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