肝臓とコレステロール③ それぞれが示す病気

善玉(HDL-)コレステロールの正常値範囲は、40~65です。

これが20~40まで減少していると、その分悪玉(LDL-)コレステロールが多く血中にあるということですから、動脈硬化や肥満、糖尿病、肝硬変、慢性腎不全、脳梗塞などが疑われます。

ひどくなると20を下回ります。
 
逆に、65~100までに増加すると、それほど血中のコレステロール値が高いということですから、肝硬変、肺気腫、多量飲酒などが考えられます。

100以上になると、もはや遺伝子異常としてCETP欠損症などの病気か、長期的な多量飲酒が疑われます。
 
つまり、HDL-コレステロール値においては、正常値範囲に比べて低くても危ないですし、高くても疾病の危険があるのです。

健康診断などでは、一番確実な判断ができるということでLDL-コレステロール値の数値をまず見られますが、HDL-コレステロール値が高ければ、総コレステロール値が高くても、そこまで問題はないのです。
 
逆に、総コレステロール値が正常値範囲でも、HDL-コレステロール値が低く、LDL-コレステロール値が増加気味であれば、それは「高脂血症」とみなされ、治療が必要になってきます。
 
LDL-コレステロール値の正常値範囲は60~140で、140~600までの増加では、肝硬変、脂肪肝、肝がん、糖尿病、痛風、膵炎、高尿酸血症、黄疸などさまざまな病気が疑われます。

また、20あたりまでの減少も肝機能の異常を示すので、肝硬変や急性・慢性・劇症肝炎などの疑いがあります。
 
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