肝臓の解毒作用③ 抗原抗体反応

抗体は、ヒトの体のなかで免疫グロブリンと呼ばれるタンパク質で、ヒトの体内ではB細胞というリンパ球から生成されます。

これはY字型をしていて、可変部と定常部という2つの構造から成ります。

定常部はすべての抗体で同じ構造配列を指し(Yの直線の部分)、可変部は抗原の数だけアミノ酸配列の種類があります(Yの分かれ目の部分)。
 
面白いのは、体内にあるB細胞が作れる抗体の種類は1種類であることと、抗体が対応できる抗原の種類が1種類であることから、B細胞は体内に何億種類も存在するのです。

ただ、遺伝子がそんな大量の種類を保有しているとは考えづらいので、その研究は現在も進められています。
 
そして、そのような機構のおかげで体内に異物が侵入してきたときは即座に抗原抗体反応がおこり、免疫グロブリン以外のリンパ(T細胞やマクロファージ)も食作用によって異物を排除するので、私たちは細菌や微生物が入ってきても、自然に対応することができるのです。
 
解毒作用にはこの抗原抗体反応が必須です。

つまりリンパという役割が大変重要なのです。

肝臓は一般的に、薬物や殺虫剤など体外由来の毒素や、ステロイドなど体内由来の老廃物を無毒化したり、機能を抑制する作用を持っています。

これはからだ全体の恒常性を保つためです。

また、静脈内物質の管理・解毒も担っています。このような肝機能を低下させてしまうと、体の調子が悪くなるのも仕方ありません。
 
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