酵素とは①

このように酵素の働きの活性係数を数値化して比較することで(つまり採血をするだけで)、患者の体内のコンディションや生活習慣までことこまかに予測できてしまうのは、医学の発展の産物ですね。

では、そもそも酵素とはどういったものなのでしょうか?
 
酵素とは化学でいう「触媒」みたいなもので、機能的には「生体触媒」と呼ばれます。

触媒はすべてタンパク質で作られています。これが何を示すかというと、炭水化物や脂質とタンパク質とでは、大きな違いがあるということです。
 
タンパク質も脂質も炭水化物も呼吸基質として使われる(呼吸するためのエネルギーとして使われる)ので、人間にはなくてはならないものですが、タンパク質だけ、細胞の核内でつねに作られています。
 
つまり、人間の設計図である「遺伝子」の本体がDNAであることはおわかりだと思いますが、そのDNAをもとに生成されるアミノ酸が長く長くつながることで、タンパク質が出来上がります。

そこから色々な化学構造が追加されたり分解されたり重合されたりして脂質や炭水化物が出来上がるのですが、タンパク質は人間本体を創造している要素として、一番重要な物質です。
 
そして酵素というのは、このタンパク質から作られている、つまりこれがどういった意味を示すかおわかりでしょうか?

核内でつねにタンパク質は作られ、細胞外や組織、器官に運ばれているということは、それだけ一定時間内につくられる量も多く、そしてそれだけ酵素の種類や量も多いのです。
 
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