酵素とは②

つくられる酵素の量が多いのは、無数に存在する人間の化学反応にはほとんど酵素が関係しているからです。

酵素の種類が多い訳は後述しますが、平たく言うと「基質特異性」という特徴をもっているためです。
 
風邪をひいたり病気を患ったりアレルギーでじんましんやぜんそくがでたり、私たちが苦しめられる症状にはタンパク質が関係します。

例えば、外来ウイルスが酵素生成や免疫機能を停止させたり、敏感にさせることアレルギーを起こしたりします。

そして酵素も抗体も血しょうタンパク質もタンパク質で作られています。
 
ウイルスはこのことを知っていてあたまが良いので(しかも、人間がつくる新しい抗体や薬を超越するようなハイレベルな機能を進化させてきます)、脂質や炭水化物よりも、まずタンパク質を破壊したり、設計図であるDNAを失活させるような遺伝子を運んできて、細胞の機能を停止させてしまいます(HIVのような)。
 
さて、触媒の説明に入りましょう。

触媒というのは、ある化学反応の反応速度をあげ、すばやく生成物をつくりあげることです。

反応が早くなるだけなので、1連の反応物や生成物の量、温度変化などは変わりませんが、速度があがることによって体内で一定時間に作られる生成物が多くなり、最低限必要な機構だけでなく、解毒作用などにも使われます。

つまり、触媒はAという物質からBという物質の生成を、それがないときの何倍もの速さで手伝うのです。

それ自身は反応の前後で変わらないので、何回でも手伝うことができます。
 
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