肝機能と食中毒③ 下痢の症状

0-157の食中毒の症状はひとことでいうと、下痢です。

下痢は腹痛や軟便がつづき、胃腸機能が低下する症状で、体内に異物や毒素が取り込まれた場合に、小腸や大腸が水分を吸収する力を失い、その毒素を多量の水分にとけ込ませて便といっしょに排泄する本能的なやり方です。
 
つまり、軟便の水分には大量の細菌が含まれており、これが水分性であるゆえに、肛門から排出される前に内皮に多くの細菌が入り込んだり残ったりして、痔ろうなどを引き起こすことがあります。

つまり、下痢は悪性の細菌を怒濤のように運んでいき、ヒトのからだはいろいろな物質の吸収を高めるつくりになっているので、体に悪影響を起こすことがあります。

下痢が便秘よりも悪質で、危険な症状だということは、意外と知られていません。
 
食中毒の初期の症状は腹痛や下痢で、1日に4~5回ほどです。

そして1~2日たつと便に鮮血が混入し、血が混じった水様性の下痢がよく見られます。

吐き気、嘔吐、発熱などを伴う場合もありますが、インフルエンザのように高熱にいく例は少ないようです。
 
さらに下痢がつづき、体力的にもつらく、寝たきりになったり栄養失調になる可能性がある場合は入院し、輸液や点滴などを行います。

このとき、素人感覚で下痢止めを服用してはいけません。

細菌が体内にずっとたまってしまい、溶血性尿毒症症候群(HUS)という合併症を起こすことがあるのです。

とくに免疫力の低下した乳幼児や高齢者は、成人より長い安静を必要とされます。
 
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