γ-GTPとは①

γ-GTPは、グルタルミルトランスペプチダーゼという細胞膜結合型酵素で、別名GGTPとも書きます。

体内のペプチドやアミノ酸に、γ-グルタルミル基を転移させる役割をもちます。
 
ヒトのからだでは、多くの臓器のなかで腎臓が保有する量が一番多いですが、お医者さんがこの数値のことを口にだすときは、主に肝臓に異常があるときです。

もともと細胞膜に結合しているので、健康ならば血液中に含まれていないはずなのですが、生活習慣が悪かったりアルコールのとりすぎなどが原因で肝臓や胆管の細胞が壊れると、その穴から血中にもれだします。

つまり、この酵素がどれだけ血中に含まれているか測ることによって、肝臓の状態がどれだけ悪化しているかの指標になります。
 
具体的な数値で表すと、成人男性の基準値は10~50、成人女性の基準値は9~32で、これより低いことは問題ありません。

数値の単位は、1リットルに含まれる濃度です。
 
例えば、お酒好きなひとがアルコールを取り過ぎたり、コレステロールを取りすぎると、100近くまであがりますが、生活習慣の見直しや節酒、禁酒などでわりとすぐに数値は下がります。

重大なのは、100~200、200~500、また500以上の数値がでたひとです。
 
肝硬変、肝ガン、脂肪肝、胆道疾患、肝内胆汁うっ血などの病気が進行している印で、すぐに病院にいくべき症状なのですが、多くのひとが「体のだるさ」くらいしか自覚症状がないので、定期検診などでみつかったときにはもう手遅れなことが多いのです。

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