肝炎とは

肝炎は種類もさまざま~肝炎とは

 
肝炎はそのほとんどがウイルスが原因と言われています。

そのウイルスの種類は現在までにA型、B型、C型など5種類が報告されています。

ウイルス性の肝炎は急性肝炎・慢性肝炎・劇症肝炎に分けられます。

6ヶ月以内に治るものが急性肝炎、肝臓の炎症が6ヶ月以上続けば慢性肝炎とされています。

慢性肝炎の原因はC型胆炎ウイルスが約60%、B型肝炎ウイルスが約20%、その他は自己免疫性肝障害、代謝性肝障害などがあります。

劇症肝炎は、急性肝炎が急激に悪化して、肝細胞が広範囲にわたって破壊される肝炎で、死亡率が70~80%もある非常に恐ろしい肝炎です。
 

A型肝炎

 
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年間に5~20万人が発病し、急性肝炎の約40%がA型肝炎と言われています。

A型肝炎のウイルスは、感染者の便中に排泄されたウイルスが食べ物や飲み物などを経由して感染する経口感染です。

その潜伏期間は2~6週間あり、症状は主に38度以上の高熱、全身の倦怠感、吐き気、食用不振などが上げられます。

これが1週間ほどで無くなると、白目や皮膚、粘膜が黄色みを帯びる黄疸と呼ばれる症状が出てきます。

この黄疸は約1ヶ月弱続き、体内にA型肝炎ウイルスの抗体が出来ると治まります。
 

B型肝炎

 
B型肝炎は急性肝炎の約30%、慢性肝炎の約20%、劇症肝炎の約40%もの割合を占めると言われています。

そのほとんどが母子感染で、母親がB型感染ウイルスの感染者なら、約95%の確立で赤ちゃんに感染してしまいます。

母子感染以外では注射・針治療・刺青・性行為などで感染者の血液に触れて感染したりします。

B型肝炎ではキャリアと言われるウイルスには感染しているものの肝障害が表れていない人の10%が慢性肝炎を発症し、残りの90%は肝炎を発症しないまま一生を終えると言われています。

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B型肝炎の治療法としては安静にして食事療法をしたり、薬で治したりします。
 

C型肝炎

 
C型肝炎ウイルスのキャリア(ウイルスには感染しているものの肝障害が表れていない人)は全国に200万人以上いると言われており、そのため国民病とまで言われています。

C型肝炎は急性肝炎の約20%、慢性肝炎の約60%、劇症肝炎の約50%を占めています。

その半数以上は血液製剤や輸血、残りは昔受けた注射やハリ治療などによる血液感染と言われています。

性行為や母子感染はほとんどありません。

C型肝炎ウイルスに感染してしまうと、約40日間の潜伏期間をへて急性肝炎を発症します。

半数は全身の倦怠感、食欲不振、黄疸などの自覚症状が表れますが、残りの半数は自覚症状が無いまま肝炎を発症してしまいます。

C型肝炎は症状が穏やかな為、この段階では治療は必要ありません。

しかし、C型肝炎ウイルス感染者の70%を占めるキャリアは10年ほどの休止期をへて、慢性肝炎になり、その約40%がら肝硬変に移行し、更にその25%が10年後に肝がんになってしまいます。

現在はC型肝炎ウイルスに新たに感染する危険性は皆無と言われていますが、C型肝炎に感染してしまうと発症して10~20年小康状態が続き、その後徐々に悪化していく為、非常に恐ろしい病気と言われています。

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